夜が来るたびに/この道
山口あかり/平尾昌晃/竜崎孝路
1976年発売
1作目、2作目とは打って変わって
「夜が来るたびに」は夜のムード歌謡路線
40代、大人の女のイメージです。キャバレーが似合いそうな感じ
彼女の作品のなかでは一番キーが低い感じですが、逆に大人感が強調されて素晴らしい曲。ゾクゾクします。
本当にカッコいい。
B面の「この道」はリズムがカッコいい曲。高島久美子さんの曲では一番ノリノリ。
ちなみにジャケット写真、1、2作目と違ってイラストです。きっと40代の大人の雰囲気を出すためにあえて本人の写真を使わなかったんでしょう。まだ彼女25歳でしたからね。声は50代ともいえるほど大人びてますが。
この曲をもって彼女の歌手生活は終わっているのですが、「私だって女」で20代の女性を演じ、「命忘れて」で30代の女、そしてこの「夜が来るたびに」で40代の女性を演じ、彼女の歌唱力をたった3枚のシングルで最大限に引き出した作家先生方に本当に感謝してます。見事に料理したな、と。

高島久美子 , 夜が来るたびに , RCA-RVS-1069(JPBO-0356-A) , 1977.6
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