発売順に、私だって女、命忘れて、夜が来るたびに。すべて1976年発売。
youtubeで見つけて、おっ、と思ってヤフオクであるもの全部購入した。どれもいい曲。っていうか歌い手が凄すぎる。とにかく説得力のある歌ばかり。
高島久美子さん当時25歳(俺の母と同級生、俺の生まれた歳)なのだが、可愛いさ0、おもいっきり大人の声です。こんな声の人って、昔はいたよな、って思いました。今の可愛かったり、綺麗な声で満足出来ないマニアにはぜひ聞いていただきたい。深い深いディープな魅力が味わえます。実に味わい深い声、歌だわ。
私だって女、という曲は、きっと彼女の男のような太くて低い声を生かすために作られた歌だったと思う。低いからこそ、「私だって女よ」と歌って説得力が出てくるのだ。
命忘れて、という曲。胸にグサっとくる曲だわ。ジャケ写が懐かしい雰囲気。アルバムにあった母親の写真の雰囲気と同じやん。
夜が来るたびに、という曲。また低音が活かされるんだわ、これが。作家陣もホントにいい仕事をしている。なぜかジャケット写真に彼女の姿はない。顔的に売れないと思われたのだろうか。
このころはまだシンガーソングライター全盛期ではなくて、分業制が一般的だったころ。やっぱり歌手の魅力を最大限に発揮させるには、歌手は歌に専念してもらって、歌唱力を作家陣が最大限に引き出すというのが一番だと思う。
結論。青山ミチ、緑川アコ以来の衝撃。
彼女のwikiもなく、ブログに書かれてるのは一件だけ。売れずにひっそりシーンから消えたようだ。
世の中不条理だよな。
しかし、このレコードを500円以内で手に入れられたのは奇跡。ちなみに夜が来るたびに、のレコードには必聴盤とのスタンプが押されていた。見本版だったから、レコード屋に配られたものだろう。
高島久美子プロフィール
本名 高島豊代子 生年月日 昭和26年12月5日 出身地 兵庫県宝塚市 サイズ 160cm 体重51kg 84 58 85 栄音楽事務所 大田区大森北1−36−5 本田ビル
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